代表挨拶


みちのく興業代表取締役 弊社は平成元年の創業以来、環境保全活動を通じ静脈産業界の模範となるべく企業を目指し、事業を微力ながら展開してまいりました。

古来より人類は、「楽をしたい」という欲求を持ち科学技術を進歩させてきました。その結果、産業革命以降、我々の住んでいる地球では、環境破壊が進みエネルギーの大量消費による二酸化炭素などの温室効果ガスにより地球温暖化など、深刻な問題がクローズアップされております。

そんな中、国の政策として平成12年に「循環型社会構築」が掲げられ、各種リサイクル法整備など廃棄物の再利用へ向けた動きが活発化しており、以前はやっかい物で”ゴミ”としか見られなかった産業廃棄物が、今では産業廃棄物は貴重な”資源”としての見直されつつあります。

人間が生活をしていく上では、廃棄物の発生は避けられないのかもしれません。弊社は、環境への負担を減らす為、人間が培ってきた工業技術・最新のリサイクル技術を駆使し、そして出来る限りの手作業による分別で、廃棄物の適正処理と、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を目指し、また廃棄物処理のプロとして、地域の皆様に信頼される一歩先を見つめた廃棄物処理のよき相談になりたい考えております。
弊社は、創業時の精神をいつまでも忘れず、地球にやさしい地域社会から愛される企業をめざし、人間が豊で快適な生活、文化的な生活をおくれるように、今後もたゆまぬ努力を重ねていきたいと思います。

最後に、2011年3月11日、東日本大震災が我が福島県をはじめ東北地方を襲いました。そして東京電力福島第一原子力発電所の放射能事故に伴い、弊社の社員の中にも避難を余儀なくされ、現在も避難生活をしているスタッフがおります。故郷を追われ、仮住まいの生活は、私の想像を遥かに超えるものでしょう。
弊社は、この未曾有の大災害を克服し安らぎと希望に満ちた社会にすべく全力で取り組んで参ります。
何卒、格別のご支援・ご指導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。