福島市で小型家電の回収がスタート

福島市小型家電pdf
平成25年4月1日より「小型家電リサイクル法」がスタートし、回収体制の整備ができた市町村から順次、市町村での使用済み小型家電の回収が始まっております。

背景には、小型家電(携帯電話、デジタルカメラなど)には、金や銅など有用金属が多く、希少なレアメタルなどが含まれていること、また一方で鉛など有害な金属が含まれていることが挙げられます。 市町村で回収した小型家電は、小型家電リサイクル法で定める再資源化を適正に実施できる事業者に引き渡し、再資源化と適正処理をします。


福島市は、小型家電リサイクル法の実証事業対象地域に選定され、平成27年2月2日より市が小型家電を回収します。

福島市で回収の対象となる小型家電は、携帯電話、デジタルカメラ、ラジオ、MDプレーヤー、パーソナルコンピューター、電子辞書、携帯ゲーム機などで、市が専用の回収ボックスを設置し、回収ボックスの投入口(15センチメートル×30センチメートル)に入る大きさの物です。

伊達市回収ボックス
左は、先行して平成26年11月から小型家電を回収している、福島県伊達市の回収ボックス例です。


今後、市内の公共施設や民間商業施設に回収ボックスを設置するそうです。またイベント開催時には回収ボックスを設置し回収するほか、職員が立ち会いボックス回収できない大きさの小型家電も回収するとのことです。また、福島市の場合は”資源有効利用促進法”に該当しリサイクルが義務づけされている廃パーソナルコンピューター(家庭用)も回収します。


※市町村で回収するのは、あくまで回収ボツクスに入る小型家電です。その他の小型家電、電化製品の処理は許可を有している産業廃物処理業者、一般廃棄物処理業者に処理を委託することになります。

追加. 2月2日から使用済小型家電のリサイクルを始めます – 福島市ホームページ

p_movie_sample家電リサイクル法では、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機の4品目が対象となり、製造メーカーが再資源化を実施しますが、小型家電の場合は、市町村が回収方法を決定し認定事業者が再資源化を実施します。対象も有用金属を多く含む小型家電で96品目と多数です。

小型家電リサイクルについて、詳しくはこちら。
環境省
政府広報オンライン

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