産業廃棄物管理票(マニフェスト伝票)のチェックデジット

産業廃棄物管理票(マニフェスト伝票)の交付番号は、11桁(10桁+1桁)となっており、一番最後の桁はC/Dチェックデジットといいます。

マニフェスト伝票には、7DR法のチェックデジットが使用されています。
10桁目までが連番で11桁目は、7で割った余りの数字です。その為、7以上の数字はありえません。
この数字は、マニフェスト番号をパソコンに入力する際に、入力ミスを防ぐ為の物です。

先日、廃棄物と一緒にお客様から渡されましたマニフェスト伝票をパソコンに入力する際に、入力エラーが表示され入力出来ないマニフェスト伝票がありました。

このマニフェスト伝票の交付番号は「00004079695」となっておりました。
最後の「5」はチェックデジットなので、「407969」を7で割ったあまりは「5」というはずです。

しかし、「407969」を7で割ると余りは、「2」です。その為、弊社マニフェスト管理ソフトで入力エラーになって入力ができないという状況でした。
このマニフェスト伝票の前後のマニフェスト伝票がないのでよくわかりませんが、最後の桁にはC/Dと印刷されていますが、11桁目までが連番となっているのでしょうか。
このマニフェスト伝票には、発行元が印刷されておりませんでした。

マニフェスト伝票には、この用紙を使用しないとダメという物はありません。法律の規定されている項目を網羅すれば、どの発行元の物でもOKです

しかし、弊社では、紙マニフェスト伝票の場合は公益社団法人全国産業廃棄物連合会、もしくは、建設六団体副産物対策協議会発行のマニフェスト伝票を推奨しております。
どちらもカーボンを使用した複写式用紙の為、マニフェスト保存義務である5年を経過しても、薄れることはなく、チェックデジットもきちんと印刷されております。

一般社団法人 福島県産業廃棄物協会からの購入の方はこちらの購入申込でお申し込みください。
産業廃棄物管理票購入申込書のリンク

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