電子マニフェスト(JW-NET)よりマニフェスト情報抽出の仕方

産業廃棄物を排出した排出事業者の方はマニフェスト伝票を交付し、年に一度交付状況を報告しなければなりません。又、収集運搬業者・処分業者の方は加えて帳簿を作成し、帳簿は5年間保管しなければなりません。
電子マニフェエストの運用の利点として、マニフェスト伝票の管理保管の義務、マニフェストの年次報告の義務から解消されることがあげられます。
(※電子マニフェストの申込は、JW-NET)


しかし電子マニフェスト導入のデメリットとして、紙マニフェストと電子マニフェストの2つが混在している事業所ですと、帳簿が紙マニフェストと電子マニフェストの2冊になってしまうことがあげられます。
電子マニフェストの場合、弊社では廃棄物運搬の際に「受渡確認票」を携行するので、そのコピーを帳簿代わりとして綴れば、必要事項を網羅しており帳簿の代用となるような気もしますが、枚数が多い場合は保管にはかさばります。やはり別途一覧にまとめて帳簿を作成する必要があります。


その際、電子マニフェストのデータをダンウロードし、必要項目を抽出、Excel等で加工しなおす作業が必要となります。


電子マニフェスト(JW-NET)では、登録した電子マニフェストデータを抽出する方法は、2つあります。
1.
”マニフェスト情報の照会”でマニフェストを絞込み、”CSV保存”でダウンロードをします。この方法は、抽出する項目が402項目など固定されており、帳簿には必要の無い項目も保存されてしまいます。よってダンロード後に、Excelで必要項目のみ選択加工が必要となり多少めんどうとなります。

2. “加入者サポート”で”マニフェスト情報抽出申込”をしダウンロードする方法。この方法は抽出したい項目のみ選択できるので、ダウンロードの申込をして、ダンウロードの準備ができるまで多少時間が掛かりますがお薦めです。

せっかく事務処理の効率化を図るために導入した電子マニフェストシステムですので、ぜひとも電子化されたデータを活用したいものです。

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①JW-NETへログイン後、”マニフェスト情報の照会”を選択します。
②次に照会の条件を入力し検索のボタンを押下します。
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③照会結果一覧より保存したいデータに選択のチェックをいれる。
④CSV保存したい項目をドロップダウンリストより選択する。
⑤CSV保存のボタンを押下すると、CSVフャイルがダウンロードされます。
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電子マニフェスト(JW-NET)の運用画面では加入者サポートとし、マニフェスト情報の抽出ができます。
手順は、はじめに帳簿等に必要な項目を事前にパターン設定として登録しておきます。次に抽出申込をし約1時間後に抽出されているので結果をダウンロードします。
①パターンを設定する為に、JW-NETにログイン後、マニフェスト管理を選択します。(この場所がちょっと解りにくいです)jwnet5

②左下の方にある、保存パターン設定を押下します。jwnet6

③追加ボタン、上下のボタンを使用し、抽出したい項目を選択並び替えをして出来るだけ帳簿等に合わせておくと、後のExcelでの修正が楽になります。
④最後に編集完了ボタンを押下します。jwnet7

①次に右側のマイページより加入者サポートを選択します。jwnet3

②マニフェスト抽出申込を選択します。
③日付等、抽出に必要な項目を入力後、保存パターンをドロップダウンし先ほど保存した、パターンを選びます。
④最後に申込ボタンを押下します。jwnet4

①メニューよりマニフェスト情報抽出結果を選択します。抽出が完了すれば一覧表示されているはずです。マニュアルでは1時間程度とありましたが、当方では約5分程で一覧表示されておりました。
②ダウンロードボタンを選択し、CSVファイルをダウンロードします。jwnet8

1回の抽出期間は3ヶ月以内ですが、項目を自由に選択できます。
抽出申込は4件までです。

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